一 水 一 会

水流るる音を聴きながら
珈琲と余白を味わう。

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やわらかく、しなやかに、軽やかに。

やわらかく、しなやかに、軽やかに。
 
これからのキーワードは
強固なものよりも、この辺だと感じている。
 
 
 
人と、人。
 
人と、もの。
 
人と、空間。
 
人と、自然。
 
こころと、あたま。
 
言葉と、行動。
 
感じることと、考えること。
 
光(陽)と、闇(陰)。
 
暮らすと、はたらく。
 
目に見えるものと、見えないもの。
 
過去と、今と、未来。
 
 
 
私たちの人生には
色んな「ニ極」と思えるような世界がある。
 
日々生きるなかで
“本来結ばれていたもの”が解けたり
ズレたり、離れたりもする。
 
 
なかには別々と捉えて過ごすほうが
わかりやすく、安心だったりもする。
 
 
けれど、今のように
 
情報に溢れ、価値観が多様化し
当たり前すらもどんどん変わる時代には
 
そのわかりやすさが
その鋭さが
余計な不安や恐れを生み出したり
 
柔軟性や軽やかさを
鈍くさせてしまうことがある。
 
 
そして、実は
 
何かと何かの境界線を
“曖昧”にしていくなかで
 
あっ、と重なるところがあったりもする。
 
そうして
あらゆることは表裏一体で
全てはひとつだった、と気づく。
 
 
 
そうやって
別々のものの“間”に入って
そこに“架け橋”をかけ
あらゆるものを、“結んで”いく
 
 
そんな存在で、在りたい。
 
そんな空間を探究、目指しつづけたい。

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