一 水 一 会

水流るる音を聴きながら
珈琲と余白を味わう。

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「自分」から、「日常」 から波紋を広げていく。

一杯の湧水珈琲を淹れること
 
 
わたしが一杯の湧水珈琲を淹れている姿をみて
「何を考えながら淹れているの?」と聴いていただくことがよくあります。
 
 
一度言葉に綴っておきたいと思ったので、今日はそんなことを分かちあわせてください⚪︎
 
 
 

| 自分から、日常 から、波紋を広げる

お客様(誰か)へむけた一水一会のような会だけではなく
日々のなかで自分のために淹れるときでも
 
心を寄せることもやることも、変わらない
 
むしろ「変わらない心」をたいせつにしています。
 
 
日々の、自分のための珈琲を淹れるときも
わざわざ場をしつらえて、珈琲豆の香りを感じて、その日の珈琲豆をえらぶ
 
ひとつひとつのうつわにふれながらその時の自分の心模様にあうものをえらぶ
 
 
そうやって
 
わたし(自分)と、湧水珈琲との“間”に流れるものをみて、ふれて、感じる
 
 
準備と片づけをふくめても40~60分ほどの湧水珈琲を淹れる時間は
 
 
いまのわたしの“変化”を教えてくれる
 
いまのわたしの“心身”をととのえてくれる
 
いまのわたしを“まんなか”に戻してくれる。
 
 
そうやって
 
まずは、『自分』から
 
まずは、『日常』から
 
あたたかな波紋を広げていく
 
 
そこに心を寄せて、日々を重ねていくことが
わたしにとっての歓びや倖せの在りどころのひとつだと、あるとき気づきました。
 
 
また、今の時代はわかりやすさが重視されるからこそ
『わざわざ(目先の面倒)』をたいせつにすることがとても『自然』であり、そこに『余白』があると思っています🌿
 
 

 
 
そんな時間と景色を、自分自身がふれつづけていたい
 
そして、せっかくなら周りのご縁ある人たちとも分かちあえたら嬉しい
 
 
いまはそんな想いで、一杯の湧水珈琲を淹れています𓁉
 
 
 

|たまたま、『珈琲』だっただけ

ここに綴ったことははじめから鮮明にみえていて、意図的にしたわけではありません。
 
色んな好奇心がはたらくなかでのひとつの選択肢として、「珈琲」があって、その時間がシンプルに愉しくてつづけていた先に、“一水一会“という活動が生まれ、いまのような“景色”にめぐり逢ってきた。
 
 
なので、わたしにとってたまたま『珈琲時間』だっただけで、きっとあなたにも『何か』があるんだと思います。
 
その『何か』にめぐりあうための旅はすぐパッと見つかるものではないと思いますが
 
簡単に手に入るものよりも、『長く探究し、育てていけるもの』のほうがわたしはとてもときめきます✨
 

なので今年も、意識的にこれまでの経験に囚われることなく
ピンッときたものは『とりあえずやってみる』をたいせつにしたいですね◎
 
 
ここまでお読みいただき、有難うございました。
 
 
そしてもし、なにかご縁を感じてくださったら、ぜひ一水一会へお越しください。
 
その日その時にしか生まれない一杯の湧水珈琲を、淹れさせていただきます☕️✨

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