一 水 一 会

水流るる音を聴きながら
珈琲と余白を味わう。

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それぞれの水景 / 自然

 
自然は、とても「粋」だなと思う。
 
 
自然を尊敬し、自分を謙遜し
そして自然への行いを丁寧にする
 
そんな礼を尽くし、共に在ろうとするとき
ときに自然は、こちらが想像もしていなかった「粋」な贈り物をしてくれる。
 
 
一水一会をはじめてから、そんなまなざしで自然を捉えるようになった。
 
 
それは日本各地の湧水地をめぐりながら
さまざまな土地に宿る自然の存在にふれるなかで
 
たまたまでは片づけられないほどのそれはまるで自然からの贈り物のような「粋な計らい」を何度も体感、出合わせてもらったことが大きい。
 
 
 
今回の水景でも、なんとも粋でした。
 
 
実は直前までずっと雨模様でしたが
前夜から朝にあけて、珍しく大粒の雨が降った。
 
ただの嵐の雨というよりも
すべてを清らかに浄化してくれるかのような、どこか澄んだものを感じられるような雨でした。
 
 
それは2日分の雨を一度に降らせたかのようで
前日の夕方から晴れ間がでて、当日も美しい陽の光がわたしたちを迎えてくれた。
 
 
会中も、
 
「よくきたね。」というように強くも、不思議と穏やかな風が舞い
 
いろのみさんの音と呼応するかのように樹木がやさしく舞い、最後のほうには凪のような静かな世界が広がっていた。
 
 

 
 
安曇野の土地に広がる北アルプスの山々
そしてイラムカラプテの周りに暮らす自然たちは
いつもやさしいまなざしで見守ってくれている
 
今回のようなひとときには
共に奏であい、ひとつの時空間を育みあってくれる。
 
 
いつもありがとう。
 
そして、これからもどうぞよろしくね𓂃⚪︎

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