一 水 一 会

水流るる音を聴きながら
珈琲と余白を味わう。

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それぞれの水景 / 共奏空間

この一枚の写真をみたときに
とても倖せな氣持ちになりました。
 
 

 
 
わたしがみたかった景色が
この日、すぐ目の前に広がっていたことが、この写真から伝わってきたから。
 
 
 
わたしたち共奏者は
あくまで、ひとつの“場”を調えただけ
 
そんな“場”という一雫からどんな時間、景色に出逢えるかは
水景にご縁を感じてくださったお客様お一人お一人と共に感じあい、重なりあい、分かち合いながら、初めて完成されると思っていました。
 
 
なので当日までそこに想いを馳せ、共奏者の皆さんの知恵をおかりしながらたいせつに、たいせつに、育んできました𓂃⚪︎
  
 

 
 
お客様のなかには楽しみなお氣持ちの一方で
初めての環境に緊張していた方もいたと思います。
 
 
けれど緊張があるということは
 
“未知”との出逢いであり、“想像以上”が両手を広げて待っている、ということでもあると思います。
 
 
当日みなさんの前に立ち、お一人お一人の瞳や表情をみながらそんなことを感じて、そこへの感謝と礼をこめてひとつひとつの言葉を紡いでゆきました。
 
 

 
 
一水一会の湧水珈琲
いろのみさんの音色
紗季さんの和菓子
 
それぞれの奏でる色とお客様の美しい色とが織り重なり
一人、また一人とどんどんゆるみ、重なりあい
 
氣がつくと水のように溶け合って、ひとつの調和の世界がそこにあったように感じます。
 
 
人 もの 空間 自然 音 色 香 触 味
 
そこから自然と湧き出てくる言葉
そして、言葉にならない感覚
 
 
わたしたちの目の前にはたくさんの“縁”があり、それらで育まれている
 
 
そんな今、目の前にある縁をたいせつに『感じてみる』
 
それが大切なものを思い出させてくれる。
 
 
私たちに「余白」をつくってくれて、ときに自分ですら気づいていないことにもそっと出逢わせてくれます。
 
 


 
水景へお越しくださったみなさん
 
水景という一雫に縁を感じてくださり
 
ひとつひとつをまっすぐと感じてくださり
 
たいせつに受けとってくださり
 
それぞれの姿で表現、分かち合ってくださり
 
 
本当に、本当に、有難うございました🫧
 
 
 
この水景からうけとった一雫が
 
皆さんの日常へ戻ってからも、あたたかな波紋として広がっていきますように。
 
 
2025.5.18 水景 / 春の会
 
 

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