一 水 一 会

水流るる音を聴きながら
珈琲と余白を味わう。

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一水一会の景色 | 長野県安曇野「常念」

こんにちは、一水一会の田島です。
 
先週の土曜日、喫茶常念さんにて
一水一会をひらかせていただきました。
 

  
喫茶常念さんの空間は幕末から長い年月を積み重ね
先代のお蕎麦屋さんからいまの喫茶へと姿を変えられた。
 
そんなたくさんの想いとご縁が今も紡がれつづけている空間にて
この度、ご縁ある皆さんへ常念さん近くにある満願寺の「命の水」で湧水珈琲を淹れさせていただきました。
 

 
しかもこの日はこの地域に初雪が降り
 
晴 曇 雨 雪
 
珈琲空間の横にある窓から
時間によって色んな景色-表情-を感じさせていただいて
 
長野、安曇野という土地
そして、常念さんという空間
 
色んなところから
“応援”していただきながら
 
その日生まれたご縁と時間を
“祝福”していただいたような
 
そんな気がしました。
 

 
一人ひとりとの出会い
 
一つひとつの所作
 
一言ひとこと紡がれる言葉
 
ふと湧きあがってくるもの
 
 
その瞬間瞬間のひとときを
ご一緒できることがとても嬉しく
 
なんともしあわせなひとときでした。
 

 
一水一会では考えるよりも、『感じる』ことをとても大切にしています。
 
それを味わっていただこうと今回私のなかで、ひとつだけ新しい挑戦を織りまぜてみました。
 
 
お客様にお出しする三つの珈琲豆を
どこ産で、どんな特徴かという情報ではなく
 
「風 -軽やかに流るる味-」
「大地 -深みのある味-」
「雫 -静かに沁みわたる味-」
 
そんな言葉を添えて
その日の珈琲を『香り』で選んでいただきました。
 
 
そして、いつものように
その珈琲をいただくうつわもご自身で選んでいただく。
 
 
知識や情報ではなく
今の自分の『感覚』で決める
 
その先にあるのは
不思議と『今の自分(の願い)』と重なる
 
 
そんなひとときが
その人のなかに「余白」を生み
 
今の自分にとって大切なものを
ふと思い出させてくれたり
 
ときには本人ですら気づいていないことに
ふと出会わせてくれたりします。
 
 
そんな姿にふれながら
私も新たな気づきと尊い経験を
皆さんからいただきました。
 

 
ご参加いただいた皆さん
ありがとうございました。
 
そしてイベント開催の5日前に
初対面での出会いでしたのに
このような機会にお声がけいただいた
喫茶常念の店主 のりこさん
 
本当にありがとうございました。
 
あの日あの空間に流れる
すべてのご縁に、ありがとう。
 

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